もはや円貯金は「ハイリスク・ローリターン」である について
こんにちは。
fuelleというサイトでタイトルの記事を見つけたので、この記事の内容ついて書きます。上記は記事のリンクです。
簡単に言うと、貯金=円買い なので、インフレによって円の価値が下がる 「インフレリスク」を考慮するとリスクが高い割にリターン(普通預金や定期預金の利率)が低い投資をやっているよということなんだと思います。
FX をやっているとこの感覚は何となく分かりますし、ハイリスクかは別として、リターンがあまりにも小さいというか、ほぼゼロに等しいので、投資をしましょうねというメッセージなのかなと受け止めてます。
しかし、次の記載には違和感を覚えます。
仮に日本円の価値が下がり、今100円で買えるものが将来200円かかるようになったとしたら、借金は実質的に半分になります。
国債のほとんどは日本の個人や機関投資家(保険会社や年金基金、銀行など運用する資産の規模が大きい会社)に向けて日本円で発行しているため、円の供給を増やして価値を落とせば、国の債務は減らせるのです。
たしかに国の債務は実質的に減りますが、インフレになる分、社会保障費も名目上は増額するため、国債を発行せねばならず、結果的に借金は減らないと思うのですが。